現在、辰野かやぶきの館に展示されている「本宮三」御用材の紹介です。
伐採された場所は上伊那郡辰野町のJR信濃川島駅から横川沿いに入山したところの国有林です。
本宮三の御用材は他の柱とはやや離れた急斜面にありました。
昨年の9月に「ちの・宮川」地区によって伐採され、かやぶきの館へ運ばれました。
直径は横方向890mm、縦方向920mm。前回の本宮二よりも大きいです!
樹齢は約140年。前回の伐採地「立科」より暖かいため、年輪の幅が広めです。長さは45尺(14.9m)の定尺に揃えられます。
8本の御用材の中でも一番真っ直ぐで先細りもなく素晴らしい柱です。3月25日に原村の綱置場に運搬され、いよいよ木造りが始まります。